sunset terminal


go far away.      2008.04.25.fri


ETCとは、Electronic Toll Collection System の略です。
もう知らない人は少ないと思うけど、有料道路の料金所をスッと行けるアレ。


以前の仕事の車には付いていて、その便利さはよく知っていた。
んだけど、プライベートではあまり高速使わない。
から、今まではkennyの乗る車には付いてなかった。


ETCを導入するには費用がかかる。
ETCには割引きがいろいろあるから、よく使う人はすぐ初期投資を回収できる。

あまり使わないkennyは考える。
安く導入できれば、うれしい。



昨年の秋、クレジットカードを作った。
その入会特典で、ETC車載器キャッシュバックキャンペーンというのがあった。
期間内に条件を満たせば、車載器代金(6,900yen)全額キャッシュバックというもの。

1万yen以上のカード利用+1回以上のETC利用という楽な条件だったので、申し込んだ。
すぐに条件を満たすため、ETCカードは兄に1回使ってもらった。

で、めでたくキャッシュバックされたんだけど、取り付けに行くのが面倒。
車載器に車の情報を書き込む、セットアップという作業も必要らしい。


最初は、自分で取り付けよう! などという気は全然なかった。


しかし、オートバックスで聞いてみたところ、高い。
取り付けは5,250yenとあったから聞いたら、持ち込みだと7,500yenくらいです、とのこと。
+セットアップが2,625yen.

TOYOTAに聞いたら、もっと高かった。



そんなわけで、1万yenはもったいないので、netで調べた。
結構、自分で取り付けてる人がいた。

そんなのは車に詳しい人だけだと思っていた。
が、意外といけるかも。

ということで、自分で取り付けよう! ってことになったわけです。
一応、写真とか載せますけど、やるなら自己責任でお願いします。
ウソ言ってたらごめんなさい。



まず、取り付ける車は、TOYOTAのOpa です。
取り付けるETC車載器は、三菱重工業製 MOBE-400(アンテナ分離型)です。


まず、最初に考えるのは、電源をどこから取るか、ということ。
ETC車載器には、ACC(アクセサリ)電源が必要。
常時電源が必要なものもあるけど、MOBE-400には不要。

ちなみに、ACC電源ってのは、カギを1つひねった時に電気が流れるもの(オーディオとか)。
常時電源は、常に電気が流れてるもの(ルームランプとか)。

一般的には、オーディオの裏から取ることが多いようです。
しかし、opaには純正ナビが付いていて、外すの大変そう。
裏にケーブルわんさか付いてそう。

080425_1307_01.jpgこりゃ無理だべ。

素人なんで、壊れたら嫌なんで、却下。


もっと簡単なのは、って探してたら、平型ヒューズ電源ケーブルってのがあるらしい。

fuse.jpgこんなの。

ヒューズ(過電流防止装置)から電源を取り出せるという、すごく至極簡単便利なもの。
しかし、サイズが2種類あるらしく、調べるのも買いに行くのも面倒だし、お金かかる。
といっても、500yenくらいだけど。


もっと簡単なのは、って探してたら、シガーライタ(タバコ点火器)の裏から取ったって人がいた。
ためしに、シガーライタを引っぱってみた。

080425_1307_02.jpgビーンゴー!

関係ないけど、NBAのLAクリッパーズの実況は、3Pが決まると、『ビーンゴー!』 と叫びます。

というわけで、シガーライタ裏からスタート!

  *一部の車のシガーライタは常時電源だそうです。



まず、電気関係をやるってことで、バッテリーのマイナス端子を外します。
大丈夫だとは思うけど、一応ね。

080425_1318_01.jpg備えあれば◎

MOBE-400には最初から分岐コネクタ(赤いやつ)が付いていた。
既存の配線にかませるだけで電源を取り出せるという、すごく至極簡単便利なもの。
で、これをそのまま使ったんだけど、デメリットも多そうだから、ヒューズ電源の方が良いかも。
でもまぁ、きっと大丈夫でしょう。

080425_1322_01.jpg噛み付き!

ペンチでかませて、一瞬で終了。
アース(−)もシガーライタのアースとまとめたかった。
けど、クギみたいので留めてあった(ビンゴ写真の白線)から無理だった。
仕方なく、少し離れたとこに留めた。

080425_1339_01.jpg完璧?

電気関係は終了!



次は、アンテナです。

netで調べた時、アンテナも内蔵というすごい人がいた。
ダッシュボードの下に入れたとのこと。
そうすると、外からは全く何も見えないという、カッコETC。
ただ、感度が悪かったりするらしく、どうせkennyには無理そうなんで却下。

ダッシュボード上はジャマっぽいから、フロントガラス(ミラー裏)にした。
まぁ、これが普通だよね。

080425_1348_01.jpg安全第一!

運転席側、助手席側、どっちに配線しても良し。
やりやすい助手席側を選択。
ケーブルはすき間に押し込んでいきます。

080425_1349_01.jpg 080425_1349_02.jpg

080425_1359_01.jpg完璧?

すごいよ!
配線全く見えないよ。

電源ケーブルがやたらムダに長いんで、束ねてタイラップで固定します。

080425_1417_01.jpg左のがヒューズボックス。

上の写真はグローブボックス(助手席前収納)の裏。
グローブボックスは驚くほど簡単に外すことができた。

車載器をどこに設置しよう。
あんまり使わないから、外じゃない方がいいだろう。
グローブボックス内か、センターロアボックス(シガーライタ下)内か。

どっちでも良かったんだけど、センターロアボックスにした。
一応、運転席から近いってことで。

センターロアボックスの裏にケーブル通す穴を開けるか迷った。
もちろん、面倒、だから、開けない!

開けた方がスマートだろうけどね。

080425_1425_01.jpg

アンテナケーブルがちょっとキツそうだけど、まぁ、大丈夫でしょう。

終わり。



バッテリーを繋いで、カギひねってみる。



『 プププッ、ETCカードを入れてください!』



ちょっと、かなり、感動。


って、まだ正常に働くかはわからんのだけど・・・



来週、使ってみようと思います。

実際、自分で取り付けてみて、想像以上に簡単だった。
1時間半くらいかかったんだけど、慣れた人なら30分かからなそう。


結局、今回かかった総費用は、
6,900 - 6,900 + 2,625 = 2,625yen.

使った道具は、
 ・メガネレンチ(バッテリー)
 ・ペンチ(分岐コネクタ)
 ・ドライバー(アース)
 ・ハサミ(タイラップの余り)


自分で取り付け、オススメです。
最近は、タダで車載器もらえたりするんで、ぜひ。

ETC使えばCO2減って、地球にも優しいしね。


さぁ、どこに行こう♪

2008.04.26.sat




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