unusual days 2006.07.13.thu-14.fri
闇夜に浮かぶ、あそこの入り口にある、例の【アレ】
これ を読んでない人は読んでください。
1月に旅行の付き添いボランティアをした障害者の活動ホームから、
7月にも旅行があるので、ぜひまたkennyさんにお願いしたい。
という電話がありました。（5月）
そのときはまだ働く気がなかったから、
行ってやろうじゃねぇか！
と返事をしました。
前回は伊豆の温泉旅行。
今回は東京ディズニーシー。
kennyは人混みが苦手だから、山とかのほうが好きなんだけど、まぁいいか。
その後、急にプールで働くことになったから、休みを取りました。
メンバーは障害者の方が3人、所長、kennyの計5人。
男5人でディズニーかよ！と思いつつ出発。
ディズニーシーで驚いたのは、車椅子の人への反応の良さ。
駐車場から始まって、どのアトラクションに行っても即座に対応してくれる。
きっと、研修に相当な時間を費やしているんだろう。
6月に車椅子の人と電車で出かけたときは、公道も多く通ったから段差とかにかなり苦労した。
でも、ここでは段差なしでほとんどの場所へ行ける。（今や当たり前？）
障害者用のトイレもとても広くてきれいで使いやすい。
みんなの夢の国は、
障害のある人にとっても夢の国だった。
こういう所はイメージがすごく重要だから、全てのお客さんを大切にしようとしてるのかもね。
食事とかトイレとかに苦労しながら場内を周る。
車椅子が2人だから、ゆっくりと。
最初は少し警戒されていたけど、だんだん打ち解けていくのが感じられた。
比較的すいている日で良かった。
一泊旅行でディズニーシーですから、当然泊まったホテルは、
Hotel Mira Costa.
ウソ です。
ミラコスタに泊まるならkennyに交通費ぐらいくれるだろう。
本当は、
HOTEL emion TOKYO BAY.
車で15分くらい。
1月に行ったときは車椅子の人をお風呂に入れるのが大変だった。
2人で抱えて移動したりして。
でも、今回は風呂用車椅子を貸してもらえたので比較的楽でした。
夜景を見ながらいろんなことを考えつつ、ぼーっとする。
kennyはどこへ行こうとしているのでしょう。
どこへ行けば良いのでしょう・・・
とりあえず、寝よう。
意外と熟睡できた記憶があるような気がする。
朝食はバイキング。
かなり種類が豊富。
温泉が有料だったけど、きれいなホテルでした。
葛西臨海公園の大観覧車に行こうか。
って話もあったんだけど、観覧車が苦手な人がいたので、羽田空港へ。
もちろん、飛行機に乗るわけじゃなくて、見学するだけ。
それだけかよ、って思うかもしれないけど、3人とも飛行機には乗ったことがないそうです。
みんなで飛行機が離陸するところを見る。
あの飛行機にはいろんな夢や希望が乗っているんだろうなぁ、と考えていた。
空港の駐車場に花束放置。
誕生日おめでとう。（名前がヤ○ザっぽい）
と書いてある。
ただの忘れ物？
何かの暗号？
事件の香りが・・・
最後は、東京湾アクアライン。
初めて通った。
通行料金3,000yenってどうなの？
kenny's父さんはたまにゴルフに行くのに使っているらしい。
海ほたるへ。
天気が悪かったのが残念。
晴れていたら、とても眺めが良さそう。
タイムカプセルポストってのがあった。
投函したはがきや手紙が1年後に配達されるそうです。
ずっと一緒にいようね、とか書いて、届く前に別れちゃった、とかあるだろうなぁ。
おもしろいなぁと思ったけど、半年後も見えないkennyにはちょっと・・・
帰りはとてもスムーズ。
それぞれの家まで送り届け、笑顔でさようなら。
ディズニーシーとか羽田空港とか海ほたるとかって、kennyにとって日常的なものではない。
けど、行こうと思えばいつでも行くことができる。
でも障害のある人にとっては超非日常。（障害の程度にもよるけど）
この活動ホームでは旅行は1人年1回だけだそうです。
親が高齢の人も多いから、家族で旅行に行けない人もいるかもしれない。
だから、みんなこの旅行を楽しみにしている。
今回も楽しんでもらえたみたいで良かった。
ボランティアだから感謝されるのは当然なんだけど、悪くないよ。
特に弱った心には。
これに懲りずにまた来て、と言われた。
そういえば、
先日のボランティアのときも、アルバイトも募集してます、と。
福祉系が意外と？向いてる？
